オーディオブックを使って気づいた、思わぬ副産物

本、オーディオブック

今回は「オーディオブック」を使ってみて気づいた、意外なメリットをご紹介したいと思います。


一般的に言われているオーディオブックのメリット

オーディオブックは、読書とは違い目を使わず「耳で学ぶ」ことができる便利なツールです。インプットを目的に活用する場合、主に以下のようなメリットが考えられます。

ながら時間の有効活用

  • 通勤中、運転中、家事中など、手や目がふさがっていても聴ける!(何かをしながらでも耳が空いているときは大丈夫!)
  • 倍速機能を使えば、さらに効率的にインプット可能

目が疲れない・読むのが苦手な人に最適

  • 長時間の読書がしんどい、読むのに時間がかかる、視力に不安がある人でも学べる
  • 疲れたときでも耳で聴くのは大丈夫!

持ち運びが楽

  • 本を持ち歩かなくていいので荷物が軽くなる
  • スマホを使って急な空き時間でも聴ける!

家事や移動時間が「インプットの時間」に変わる!

私自身、以前は移動時間に本を読むことが多かったのですが、Web化というやつの影響で移動時間が減り、読書量が減ってしまいました。(意外と家では読みませんでした。)

そんな中、家事に時間を取られストレスを感じていたとき、ふと思いました。

「この時間はインプットしている時間なんだ!」

オーディオブックを聴いている時間は、家事をしながらでもインプットの時間になります。

つまり、
「家事=時間を奪われるもの」から
「家事=学びの時間」と発想を転換させました。

「ながら時間=インプット時間」とも言えます

※ただし、「無意識レベルでできる作業」との組み合わせが良いかと思います。頭を使う作業と同時に聴くのは集中力が下がる、どっちつかずになるなど、良い感じがしません。マルチタスクでやっていると思いっていても実はシングルタスクを何回も切り替えているだけ、、という話もありますが、個人的には「無意識レベルでできる作業ならマルチタスク可能だ」と思っています。

また、オーディオブックは気軽に何度も聴くものと捉え、多少聞き逃しても気にする必要はありません。


聴き放題で“買わなかった本”と出会える

オーディオブックを使っていて意外な発見がありました。

無料期間があり「聴き放題プラン」を利用していたのですが、

目的の本を聴き終わったとき、「聴き放題」なので他のも聴いてみようかなとなりました。

それは、

少し気になるけどスルーしていた本

興味があるけどお金を出してまでは買わなかった本でした。

聴き放題のプランでなければ、きっと買って読まなかったと思います。

これは、Kindle Unlimitedのような読み放題でも同じです。

自分が選ぶ本の幅が広がった気がしました。

私はここに定額プランや読み放題の価値を見出しました。

実は、このブログを始めたきっかけも、その中の一冊が影響しています。

買わなかった本から「アウトプット」の大切さを痛感

きっかけになったのは、樺澤紫苑さんの
『学びを結果に変えるアウトプット大全』です。

本の中で紹介されていますが、著者が開催したセミナーの中で、「嫌われる勇気」を読んだ人に感想を聞いたところ、
多くの人が「良い本だった」と答えたそうです。

しかし、「ではどんな内容でしたか?」と聞かれると
ほとんどの人が明確には答えられなかったそうです。

私も心の中で「読んだ読んだ、良い本だったなぁ」と思っていましたが、……「うっ」となりました。
思い出せることはありますが、読んだことのない人に、その場で説明するとなると、自信はありません。

そのとき、自分が今まで学んだと思っていることが、どこまで身についているか不安になりました。それ以降、インプットしたものを意識的にアウトプットしたいと思いいたり、今回ブログをアウトプットの一つに活用することにしました。


良書を“何度も”聴いて思考が定着

もう一つ共有しておきたいことがあります。

私がオーディオブックを利用した一番の理由は、気軽に「繰り返し聴くこと」でした。

例えば、「影響力の武器」や「7つ習慣」など長く読まれた良書は一度読んだだけでは身につきません。分厚い本を何度も読むのは大変ですが、耳で聴くのならハードルがぐっと下がります。

一度しっかり読んでいるので聴くだけですぐに思い出せます。

特に「自分の指針にしたい本」や「自分の業界の“バイブル”となるような本」は繰り返し聞いて身につけてしまえば、考え方が自然と定着し、その時々に最良の判断ができる可能性がグッと上がります。


プロによる朗読は、やっぱり聴きやすい

電子書籍の読み上げ機能と比べて、オーディオブックはプロのナレーターが読んでくれるので、聴きやすさも段違いです。

特に日本語の読み上げ機能では、漢字の読み間違えもあり、気になって集中できないことがあります。(前頭前野を「まえがしらまえの」と何度も連呼されて、それしか頭に入ってきませんでした、、)

その点、オーディオブックは滑らかで自然。本によってナレーターの声や読み方が違うので、印象に残り内容が頭に入ってきやすいです。


聴き放題で広がる、新しい世界

以上、簡単でありますが、私が思うオーディオブックのメリットは以下の2点です。

  • オーディオブックは、「ながら時間」をインプットに変える強力なツール
  • 聴き放題プランなら、読む本の幅が広がる、良書と出会える

また、読みたい本(聴きたい本)が尽きたら「一時停止」や「解約」も気軽にできます。

まずは気軽に試してみてはいかがでしょうか?

思わぬ副産物に出合うかもしれません。


タイトルとURLをコピーしました