宅建試験に合格後、宅建士として登録するためには、一般的に「2年以上の実務経験」または「登録実務講習を修了する」必要があります。(業法第18条第1項)(正確にはあと一つある)
私の場合、実務経験がなく、実務講習を受ける必要がありました。
事前学習はどれくらい必要か?
修了試験に落ちたりしないか?
不安になられた方に向けて共有いたします。
講習の予約はお早めに
私の場合、合格発表後すぐに申し込まなかったため、講習の日程がかなり埋まっていました。
自分の予定とうまく合わないこともあり、結局4月の講習を受けることにしました。スケジュール調整が難しい方は、早めの申し込みをおすすめします。
講習の概要と修了試験
登録実務講習は2日間で、最終日に修了試験があります。
私が受けた講習は以下の通りの内容でした。
- 正誤問題・記述問題が出題
- 各80点以上で合格
- 合格すれば「修了証」がもらえます
ちなみに、しっかり講義を聞いていれば事前学習なしでも十分対応できます!
と言いたいところですが、
講習申込後の案内には「事前に学習してください」とあるのでしっかりやっておきましょう!
しっかり講習を聴いていれば大丈夫です!(小声)
講義スタイルとサポート体制
講習では、講師の方が「ここ出るよ!」というポイントを明確に示してくれるので、とても親切です。
なんなら付箋やマーカーまで用意してあり、それを使ってテキストに印をつけながら進めるスタイルでした。
さらに、試験中もテキストの持ち込み・確認が可能なので、安心して取り組めました。
修了試験の注意点
修了試験は「一斉にスタートし、終了した人から帰っていく」方式。
私は慎重派なので、テキストを見ながら、問題を一問ずつ丁寧に解いていきました。
本試験の経験から「ひっかけ」があるんじゃないかと疑っていたからです。
しかし、周りの人がどんどん帰っていくので、
「えっ!みんな確認したの?」と思い、少し焦りました(汗)
(早い人は、ほんとに早い!)
ただ、時間には余裕があるので、ペースを崩さず、落ち着いて解いていくので問題ありません。
問題自体に変なひっかけもなく、素直に解けば合格できる内容でした。
80点なので少々ミスしても問題ないかと思います。
実務的な内容が新鮮だった?
また、講習を受けて思ったことがあります。
例えば、
- 全部事項証明書や契約概要から、契約書・重要事項説明書への転記
- 各種書類の見方や、それを基にした重要事項説明書の項目チェック
本試験では、ほぼ出題されないと思いますが、
「これ、本試験でやってくれたら、実務講習も要らないんじゃない?」
と、思ってしまいました。
最後に
私の場合、事前学習をあまりできずに受講したため、「修了試験大丈夫かな?」
と多少の不安がありました。
しかし、講習の内容をしっかり聴いていれば、試験に落ちることはないと思います。
以上、登録実務講習の事前学習を怠り「不安に思っている方」へお届けします!